全館空調というシステムをご存知ですか?最近の住宅業界では、この
全館空調を導入するハウスメーカーや工務店が増えてきています。
新しく家を建てようと考えている方は、
全館空調について知っておくと選択肢が広がるはずです。
そこで今回は、
全館空調の仕組みや導入するメリットについて解説していきます。
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全館空調の仕組みとは?
現代の住宅の空調は、それぞれの部屋にルームエアコンを設置するのが一般的ですよね。
一方
全館空調は、1台の機械で家全体の空調を行うシステムです。
なぜこのようなことができるのかというと、設置した熱交換ユニットを通じて外と家の中の空気を交換し、
空調室のエアコンで室温を調節、そしてエアチャンバーやダクトを使って各部屋に調節された空気が送られるという仕組みを利用しているからです。
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全館空調を導入するメリット
1つ目のメリットは、部屋ごとの温度差が少ないということです。
特に夏や冬など空調を使用する機会が多い時期は、ルームエアコンだと居室と廊下、浴室などの温度差が大きくなります。
これにより冬のヒートショックを防ぐこともできるので、
快適かつ健康に過ごせます。
そして2つ目のメリットは、広い空間にも有効だということです。
近年吹き抜けやスキップフロアなどで部屋の仕切りをなくすデザインが増えていますが、ルームエアコンだと全体の温度を均一にするのは難しいです。
しかし
全館空調なら、広い空間でも温度を均一にすることができます。
▼まとめ
全館空調は非常に効率よく空調機能を果たしてくれるので、近年人気が高まっています。
家に
全館空調を導入したいという方は、一度ご相談ください。